女子サッカークラブによるぶどう園の事業承継 - 地域商社こゆ財団|宮崎県新富町

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女子サッカークラブによるぶどう園の事業承継

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女子サッカークラブによるぶどう園の事業承継

女子サッカークラブによるぶどう園の事業承継

チャレンジャー

髙橋 槻(つき) さん

宮崎県延岡市出身。高校までサッカーに取り組み、卒業後は福岡で一度就職した後、2020年のヴィアマテラス宮崎設立のタイミングで宮崎県新富町へ。地域おこし協力隊としてクラブコーチに就任。協力隊退任後はクラブが運営する「新富町温泉健康センター サン・ルピナス」の支配人、2026年春よりしんとみぶどう園の管理者も兼任する。

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チャレンジャー

髙橋 槻(つき) さん

宮崎県延岡市出身。高校までサッカーに取り組み、卒業後は福岡で一度就職した後、2020年のヴィアマテラス宮崎設立のタイミングで宮崎県新富町へ。地域おこし協力隊としてクラブコーチに就任。協力隊退任後はクラブが運営する「新富町温泉健康センター サン・ルピナス」の支配人、2026年春よりしんとみぶどう園の管理者も兼任する。

事業概要

地域の困り事を引き受け事業化に取り組む
ヴィアマテラス宮崎の挑戦

 約50年ぶどうをつくり続け、町内外の多くの常連客に愛されながらも、園主の高齢化と後継者不在で今後が心配されていた竹村ぶどう園。新富町ふるさと納税でも、藤稔やシャインマスカットが長年人気の返礼品でした。このぶどうがなくなると、町の資源が外からのものに置き換えられてしまいます。地元で味わえる季節の楽しみがなくなり、町民の幸福度にとってもマイナスです。

▼こゆ財団による過去取材記事(2018年)
40年文句なし!竹村ぶどう園“達人”の秘密を初公開!

 貴重な資源でもある竹村ぶどう園の危機は町にとっても一大事。2026年に入り、今後の方針がまとまりました。なでしこリーグ1部に所属する女子サッカークラブ「ヴィアマテラス宮崎」(運営:特定非営利活動法人Connecting Sports宮崎)が地域の課題解決・クラブの収益化のため同園を事業承継することになりました。

 ヴィアマテラス宮崎の選手・スタッフの多くは新富町の地域おこし協力隊として活動しています。広報班、イベント班など複数の班に分かれていて、地域の農家さんを手伝い野菜販売等を手がける農業班もあります。そこで、クラブスタッフの髙橋槻さんが中心となり、農業班をはじめとするヴィアマメンバーでぶどう園の管理・栽培、販売を手がけます。

急ピッチで旧園主より指導を仰ぎ、ぶどうづくりに着手

 旧園主の竹村定雄さんに指導を仰ぎながら、今年(2026年)2月頃からぶどう栽培に着手。夏の収穫前にぶどう園を離れた竹村さんに代わり、その後は髙橋さんが判断し、作業を進めることに。

 農業自体全く経験がない髙橋さんは、竹村さんから学んだことや日々の作業をノートに記録。「摘粒(てきりゅう)の量やタイミングの難しさ、台風などの自然災害の恐ろしさを感じました」と話します。そんな髙橋さんを指導してきた竹村さんはその熱意と成長スピードに感服し、「髙橋さんがいなかったら、ここまでできていない」と話していたほど。

「しんとみぶどう園」として7品種全てを収穫・販売まで完了!

 常連客がぶどう園に顔を見せ始めた7月末から、収穫がスタート。藤稔(ふじみのり)、グロースクローネ、 クイーンニーナ、涼香(すずか)、雄宝(ゆうほう)、シャインマスカット、ブラックシャインマスカットの順で7種全てを収穫することができました。

繊細な果物ゆえに今年は発送は行わず、地元で販売しました。ふるさと納税返礼品もすでに注文があったものに限り、発送しました。

次年度は指導者不在です。「しんとみぶどう園」として自分たちで一から管理・栽培、収穫までを目指します。

Instagram:しんとみぶどう園

課題や背景

  • 町内で50年愛されてきたぶどう園が、高齢化・後継者不在で廃業の危機にあった

    課題や背景
  • 新富町の女子サッカークラブ・ヴィアマテラス宮崎が事業承継

    課題や背景
  • 旧園主指導のもと、農業経験ゼロのクラブスタッフが一から学び、栽培する全品種を収穫

    課題や背景
  • 選手からなる農業班が作業するが、繁忙期は1日中作業できるスタッフが必要

    課題や背景
  • 自然災害や気候変動に対する不安は尽きない

    課題や背景

目指す未来

選手引退後のキャリアの選択肢になりうる事業へ

ぶどうの収穫・販売だけでなく観光農園として収益を産み、持続可能なぶどう園経営を目指します。選手たちが引退後もまちに残り、セカンドキャリアの選択肢になるような魅力ある事業に育てていきたいです。

担当者コメント

「ぶどうを育てるだけでなく、『つくる・伝える・届ける』までを担い、新富町の魅力を多くの方に届けていきます。
地域の皆さんと一緒にこの挑戦を続け、ぶどうの成長とともに、私たちの取り組みも見守っていただけるとうれしいです。」

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