メンバーインタビュー

地域と企業を
繋ぐHUBとなり
地域の外にいる
からこその役割を

経営企画室広報PR
小野瀬真実さん

Q1.どんなお仕事をされていますか?

東京を拠点に広報PRとして活動しています。新富町を広く知ってもらうため地域おこし協力隊の募集や新富町の食をテーマにイベント企画運営、メディアの取材対応、毎年5-7月にライチの収穫期を迎えるシーズンには都内でライチの販売会を行ったりしています。

Q2.なぜ、こゆ財団に入職されたんですか?

大学までは出身の茨城県で過ごし、小さい頃から地元への愛着と同時に危機感も感じていました。大学時代にオーストラリアへのワーキングホリデーをしたこともありグローバルな環境で働けることが魅力で新卒で航空業界に就職しましたが、コロナで飛行機が飛ばなくなってしまい、、ずっとやりたった地方創生分野への転職を決意しました。

転職活動中に、茨城県主催の人材育成スクールに参加したのですが、その運営をコーディネートしていたのがこゆ財団でした。翌年のスクール事務局としての参画や、こゆ財団の東京メンバーとして広報をしてみないかとお声掛け頂き、まさに地方創生を実践的に学べて関心の高い事業領域でもあったためジョインを決めました。

Q3.新富町の印象について教えてください

まず宮崎空港を降りた瞬間から南国感というか、オープンなマインドを感じる土地だなと感じました。新富町で出会う方々は、すごく寛容で初めてお会いするのにとてもオープンに受け入れてくれる方たちが多いなという印象でした。

Q4.印象に残っている出来事を教えてください

東京ミッドタウン八重洲5階に、地域経済創発の場で全国様々な人と交流できる「POTLUCK YAESU」が誕生しました。こゆ財団は、2023年オープン当初より、プロジェクトパートナーとして参画させて頂き、新富町で活躍する事業者さんの商品や活動を紹介したり、PRイベントを開催してきました。

普段は全国各地のプレーヤーが東京に集うのですが、地域に集結して地域でしか繋がれない方々と交流する「ポットラックキャラバン」という企画の初開催地のホストタウンに宮崎・新富町を選んでいただき、全国から100人以上の方が参加するインパクトのあるイベントとなりました。

新富町や宮崎の生産者さんが作る本当に美味しく豊かな食文化を体感してもらいながら、混じり合い、「地域」をテーマにたくさんの人が繋がったあの場はすごく印象的でしたね。

Q5.今後の目標について教えてください

こゆ財団にジョインしてから、出会える人の数も分野も本当に幅広くなりました。
関心や愛着がある地域を良くしたいって思った時に、自分の町や地域、コミュニティだけにこもっていてはやっぱり得られない情報や体験があると実感しています。

なので、積極的に地域外の方と交流を重ね実践例を学ばせてもらう中で「新富町だったら、こういうことができそう」「この方と新富町やあの人がつながったらおもしろそう!」というように人を軸にした共創の可能性のシーズを増やしていく、そして現地で活動する新富町のメンバーにも情報共有しながら、目指す方向性やビジョンが重なる方々、企業、都市部と地域をつなぐ役割として今後も活動していきたいです。

たとえ、こゆ財団の広報PRという肩書きを外れても、これまで繋がれた新富町の事業者さんや町の方を自分を通じて知ってもらい、ハブとなってプロジェクトを一緒に応援して、地域の外にいるからこそできる役割で貢献できるような存在でありたいです。