こゆ財団は、町内で福祉施設を運営する事業者3社と連携し、こゆ財団が行っているふるさと納税運営業務の一部を8月より委託することにいたしました。これは、同施設の入所者や通所者の所得向上を目指すもので、具体的には資料の封入や同梱に関わる作業を依頼する予定です。
新富町の魅力を伝える新たなツール開発
こゆ財団は新富町役場から委託を受け、財団設立当初(2017年4月)よりふるさと納税の運営をしております。返礼品に地域の特色を打ち出すことに力を入れるほか、品揃えの幅を広げるなどの工夫によって寄付額は1年で倍以上となりました。
新富町という地域に対する認知向上をはじめ、関係人口や来訪者増加のきっかけ作りと捉え、今後もふるさと納税の運営に注力していきます。その具体策の1つとして今年8月より、返礼品と一緒に“新富町を知ってもらうためのミニギフトツール”を同梱することにいたしました。
(1)その月に旬を迎える新富町の観光資源のポストカード
(2)新富町の返礼品や観光情報を特集したパンフレット
ポストカードは月替わり、パンフレットは3ヶ月ごとに用意する予定ですので、定期便を受け取られている方でも毎月新たな新富町の魅力に出会うことができます。
労働力確保と所得向上を同時に実現
ミニギフトツールの同梱は、ふるさと納税をお申込みいただいた方に、町や返礼品に関するストーリーを伝えることで返礼品をより深く味わい、愉しんでいただくことを第一に考えてのことですが、職員の数が限られているため、作業工数を増やすことは容易でないことも事実です。
そこで、町内で福祉施設を運営する事業者3社と連携し、入所または通所している方々に封入作業など業務の一部を委託することにいたしました。これにより、労働力の確保と所得向上の両方を同時に実現し、サービス向上に努めることを目指します。
■対象事業所
・障害者支援施設あゆみの里
・セサミ・ファーム
上記3事業者より、まずは12名ほどの人員に業務を委託する予定となっておりますが、状況次第では今後さらに増やしていきたいと考えています。入所者・通所者へ所得向上の一助になればという思いと、同じ町内で暮らす者同士が、町の魅力を対外的に発信する協働作業とも捉えつつ、この連携を強めていきたいと考えています。