大切なのは寛容さ。地域という畑に新しいタネをまこう!:井崎 美恵子さん

新富町商工会会長の井崎美恵子さんは、町に新しい風を起こしたいと考えている1人。

商工会会長としてはもちろん、いち町民として今、町をどのように感じているのか。
これからの地域に求めている人材などについて、井崎さんに話を伺った。

町という名の畑にまかれる種

—新富町の魅力は何ですか?

井崎:何といっても、住みやすい町だということですね。

海はあるし、食材は美味しいし、高速ICも近くて駅もある。
田舎はアクセスが悪いイメージもあるかもしれませんが、新富町はその点で恵まれていると思います。

こゆ財団の活動もそうですが、少しずつ移住者が増えて、町が変わってきているのもいい傾向。

新しい考え方や視点を持った人たちが溢れて、地域という名の畑に、いろんな種をまき、芽が出て花を咲かせることで、将来この町を担う子供たちにとっても誇れる町であり続けることができると思います。

 

循環型の地域経済を目指す

—会長から見て、商工会の会員や団体の方々にはどのような印象を持っていますか?

井崎:自分の仕事をしながら、地域のために本当によくがんばってくれています。

地域のイベントや行事毎にも、たくさんの方が協力してくれてなければ続けられませんでした。
そのような方のためにも、ビジネスの課題も解決できるような仕組みができると、さらに活気づくのではないかと思うのです。

—新富町のビジネスにおける課題は何だと思いますか?

井崎:地域にお金を落とさないことだと思います。
例えば、近所に大きなディスカウントショップができると小さな商店の売り上げが下がるという問題が起こります。

しかし、商店で働く方もそのディスカウントショップの恩恵をうけているのです。
この場合、地域でお金が回っていないのが課題。

そこで、町内限定でスマホ版のポイントカードを導入しました。
町内で買い物をするとポイントが貯まり、そのポイントは町内の買い物に利用できます。

地域でお金を回して成り立つ、循環型の経済にしていくことが、今後に求められることだと考えています。

もっともっと多様性のある町に!

—新富町全体の課題は何だと思いますか?

井崎:人間関係は非常に良好だと思うのですが、新しいことに挑戦するとなると、一歩が踏み出せず応援することにも躊躇してしまうという場合があります。

新しいことに挑戦することには不安もあり、簡単なことではないと思いますが、柔軟な気持ちで耳を傾け、応援することで、チャレンジしたい人が1歩踏み出しやすい町になる。

また1人の女性として、もっと女性の意見を採用していくことも大切だと考えています。
若者や女性など様々な立場の人々を集め、意見を出し合うことで、町はもっとよくなります。

これまで築いてきた人間関係を活かし、もっとたくさんの人が意見をいいやすい町にしていくことが、私の目標です。

窓口を大きく広げ寛容さを大切に

—これから移住を検討している人、または若者にとって井崎さんはどのような存在でありたいですか?

井崎:とにかく受け入れて聞くということを大切にしたいです。
凝り固まった考えだけでなく、これからを担う人の意見を聞き尊重すること。
それがチャレンジしたい人の自信になると思いますし、それをしないと変化は起きないと思います。

だから、寛容さを大切にして関わり、自分自身も成長していきたいです。


1人1人が多様性を受け入れられる町になる上で、まずは自分がそうありたい。
井崎さんのチャレンジは、新富町がもっと面白くなるきっかけに。

         
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