民泊で「働き方改革」模索。「お試し移住サービス」で地方創生の現場を体感

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、宮崎県新富町への移住を検討している方に対し、2018年12月1日(土)より「お試し移住サービス」を開始しました。

これは、町内で増加し続けている関係人口をスムーズに受け入れるためのサービスで、JR日向新富駅から徒歩1分の民泊施設を利用するもの。希望者は一定条件のもとで、民泊施設を無料で利用でき、新富町で暮らし方や働き方を探ることができるようになっています。こゆ財団では、地域おこし協力隊の採用にも活用したい考えです。

特徴:1年半で14名が移住した人気エリア

「お試し移住サービス」での宿泊先となるのは、JR日向新富駅からわずか徒歩1分の民泊施設。2018年12月に民泊としてオープンしたばかりで、2つの和室やキッチン、バスルームを備えた一軒家です。駅前にはバス停や無料駐車場があり、町内の移動に便利。徒歩圏内にコンビニや温泉施設もあり、町に不慣れな方のお試し滞在に適しています。

新富町の「お試し移住サービス」の最大の特徴は、この民泊施設を拠点として、多様な人財の働き方・暮らし方を体感できること。新富町が2017年4月に設立した地域商社「こゆ財団」を通じて、町内には14名が移住(※2018年12月1日現在)しています。移住を考えている方にとっては、移住前の困りごとから移住後の働き方・暮らし方、移住者から見た町のありようなどについて、短期間の滞在でも多くの情報が得られるエリアとなっています。

なお、エリア内にあるこゆ財団のオフィスでは、サイクルシェアを実施中。町内の移動に便利な電動自転車を手軽に利用することも可能です。

施設概要

名称 :新富ノ家(しんとみのいえ)
所在地 :宮崎県児湯郡新富町三納代
アクセス:JR日向新富駅から徒歩1分
設備 :寝室(和室)、バスルーム、トイレ、無料Wi-Fi、無料駐車場
申込 :利用の1ヶ月前までに「氏名・年齢・職業・希望理由・希望利用日数」を送信してください。
送信先: info@koyu.miyazaki.jp

移住者たちが集まる新富町商店街は民泊から徒歩約15分。毎月第三日曜には多くの人出でにぎわう「こゆ朝市」をこゆ財団が主催しています。

背景:都内で移住イベントや講座を開催。まずはお試し移住から

こゆ財団は、2017年4月の設立から2018年12月までの間、関係人口創出や人財育成などを目的に、東京都内で計16回の講座やイベントを開催してきました。のべ456名の参加者には毎回アンケートに協力していただいていますが、中でも多数を占めた意見が「一度ぜひ行ってみたい・滞在してみたい」というものでした。これまでに実際に来訪し、滞在した例も数多くあります。

また、こうしたニーズを持つ方々は、毎月第三日曜に開催している「こゆ朝市」に合わせて来訪するケースが増えており、「こゆ朝市」を通じた関係人口は1年半で8,000人以上に増加しています。

一方、宿泊施設が限られている新富町では、大型イベントとの日程重複や、宿泊施設の都合などによって、希望者が思うように宿泊できない状況もありました。こゆ財団では民泊を活用し、宿泊施設不足という課題を緩和することを目的に「お試し移住サービス」をスタートさせるに至りました。

今後の展望:移住者がゲストハウスを開始予定。地域おこし協力隊での採用も推進

ゲストハウスとしてサービス愛しを予定している古民家。

こゆ財団では、移住者と連携し、新たに新富町の丘陵地域にある古民家に着目。ゲストハウスとして利活用するプロジェクトが進行しています。

ゲストハウスは、2018年5月に日本遺産に認定された新田原(にゅうたばる)古墳群や、全国茶品評会で農林水産大臣賞に三年連続で選出されたお茶園などが付近に点在。このゲストハウスを新たな拠点として、今後のインバウンドニーズの増加にも対応すべく「お試し移住サービス」の拡充をはかっていきます。

なお、移住希望者はお試し移住の期間中、毎週第3日曜日に開催される朝市や地域資源に直接関わりながら、移住後の働き方・暮らし方を模索することができるようになります。こゆ財団では2019年に、10名の地域おこし協力隊員の採用を予定しており、協力隊制度を使って移住や起業を希望する人財に、その利用を勧めていきたい考えです。

         
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