未経験の人でもしっかり稼げる農業を築きたい! :清水康正さん

宮崎県新富町で農業を営んでいる「みらい畑株式会社」。ここで生産部門を担当しているのが、清水康正さん。

代表の石川美里さんに誘われ、2018年2月に宮崎県新富町へ移住した清水さんに、就農してからの課題や今度の展望について伺った。

初めて体験するビジネスとしての農業

—清水さんはどのような仕事をしているのですか?

清水:みらい畑では生産から販売まで一貫して行なっていて、私は生産を担当しています。

—実際に農業をすることで、以前と印象は変わりましたか?

清水:すべてが変わりました。

祖父が家庭菜園をしていたのですが、そうしたものと比較すると、規模はもちろんのこと、何より品質が違います。

自分たちで食べる作物であれば、多少は形や味が悪くても問題ありません。
しかし、お客様に商品として届けるからには、品質にとことんこだわる必要がある。

みらい畑で働くまでは、まったく気付かなかったことですね。

—おじいさんの農園を手伝っていたそうですが、当時の経験が活かされていることはありますか?

清水:自然に囲まれて育ったので、肌感覚で農業を知っていたことは大きいです。

町の人たちはもちろんですが、楽しく農業ができているのは祖父のおかげでもあります。本当に感謝しています。

継続の秘訣は地域の温かさ

—新富町民の良さとは何ですか?

清水:何といっても人が温かいんですよ。

私たちの畑の様子を、他の農家さんが見に行ってくれたり、気になることがあればアドバイスをくれたりしています。いつも私たちのことを気にかけていただいているという実感があります。

みらい畑は私も、代表の石川も未経験から農業を始めました。そんな集団がここまで農業を続けてこれたのは、地域の方々の支えがあったからこそ。

そのような人たちがいっぱいいるので、みんな「ここは住みやすい町だ」というのかもしれませんね。

新富町の新鮮食材を新富町でいただく

—移住して一年が経ちましたが、町にはどんな印象をお持ちですか?

清水:交通機関に関しては不自由なところがあるかもしれませんが、新富町は全体がコンパクトで、割と何でも揃うので生活しやすいです。

ふだんの買い物はもちろん、宿泊施設や温泉もあり、不自由に感じることはほとんどありません。

課題を挙げるとすれば、観光で新富町を訪れた際に行く場所がないこと。

観光できる場所はあると思いますが、まだまだ発信不足。初めて新富町に来た人は気づきにくいと思います。

また、個人的には宮崎の美味しい食材をいただける飲食店が増えて欲しいですね。

こゆ野菜カフェ」など、町のおいしい野菜が食べられるお店はありますが、もっと増えることで食事の楽しみも増えます。
土日も営業しているお店があるとなおよし!

—飲食店が増えれば地産地消も進みますね。

清水:販売をしている私たちでも、お客様が野菜を口にしているシーンを見る機会はなかなかありません。

どんな表情で自分たちが育てた野菜を食べていただいているのか、実際に見るだけでも大きなモチベーションになります。

生産者の声もお伝えし、地元の方にもっと農業に関心を持ってもらえるきっかけにしたいですね。

日本全国にみらい畑の拠点を作る

—それではこれからの目標を教えてください。

清水:遠い未来のことはまだ決めていませんが、みらい畑には日本全国に拠点を作るという目標があります。

そのために、生産部門の責任者として安心安全かつ美味しい野菜をお客様に届けるのはもちろん、初心者の方でも安定した収入が得られるような農業のモデルを作っていくことを最重要ミッションとして取り組んでいきたいです。


代表の石川さんも「みらい畑の生産は彼(清水さん)がいないと成り立たない」と、大きな信頼を置いている清水さん。

これからも安心安全な無農薬野菜を日本全国の消費者に向けて提供していく。

 

         
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