緊急開催で100名参加!「あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会」

2020年5月9日、「あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会」という、オンラインセッションが開催されました。

企画・主催したのは、こゆ財団の教育イノベーション推進専門官・中山隆さん。この4月に、島根県海士町より宮崎県に移住してきた教育分野のスペシャリストです。

こゆ財団・教育イノベーション推進専門官の中山 隆さん

オンラインで100人の先生がつながった!

当日は13時から16時の3時間にわたり、宮崎県内全域の学校の先生、教育委員会の方々がオンラインで一堂に会しました。これから宮崎でICT教育を広めていくために情報交換をしよう!という趣旨で開催されたものです。なんと、県内高校の教職員を中心に100名もの参加者がコミュニケーションツールZOOMを通じて集まりました。

これは、新型コロナウイルスによる休校措置が延長される中、活用が本格的に議論されているICT教育について、教育関係者同士が情報を共有し、どんなことができるのかを議論しようという取り組みです。

 

学校教育のイノベーションを宮崎県から実践・発信

中山さんが発案したのは2020年のGW。わずか1週間足らずの準備・告知期間でしたが、とにかく”やってみよう”ということでチャレンジしたところ、県教育委員会からも「やろう!」と賛同をいただき、実現しました。発案から短期間で100人もの先生たちが集まったのは、中山さんとつながる有志の先生たちによる水面下での活動が功を奏したようです。

発信するメイン会場となった、こゆ財団オフィス。土曜日開催にも関わらず、新富町や県教育委員会から、研修会の様子を見学に来ていただきました。

 

当日の流れは、以下の通り。

■13:00スタート

①宮崎県立大宮高等学校 木塲康典先生によるあいさつ

②中山さんによる、オンラインツール活用法紹介

③5名ずつのグループセッション

④<事例紹介1>宮崎県立飯野高等学校 梅北瑞輝先生による活動事例報告

「遠隔授業で実現する、生徒たちの自律的な学びの仕組みづくり」

⑤<事例紹介2>宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校 上水陽一先生

「教科教育の中でのオンラインツールの活用〜Stock活用の事例から〜」

⑥ワールドカフェ形式によるブレイクアウトセッション

■16:00終了

参加者たちのグループワークの様子

参加した県内高校の先生からは、

「Google meetを使って朝礼をやってみた」

「いろんなソフトがあり、検討の余地がある」

「教科書の著作権申請手続きは県単位でできないか」

「学校や教員が動き、子どもたちの目の輝きを失わせないことが大事」

など、さまざまな意見が交わされました。

 

※当日は地元テレビ局も取材に来てくださっており、放送が決まり次第連絡をいただくことになっています。

参加者たちが「明日からやること」をオンライン上でそれぞれ表明。希望にあふれた研修会の締めくくりとなりました。

 

開催の影響が広まる

中山さんは2020年3月まで、島根県海士町の隠岐島前高等学校で教育魅力化コーディネーターとして勤務。授業の企画や先生たちサポート、働き方改革などにも携わってきた、教育分野のプロフェッショナルです。全国にネットワークを広げており、県内はもちろん全国へその影響が広がりつつあります。

県内ではすでに小中学校に向けたICT教育の講演要請があり、また他県でも同様のオンライン研修会を開催する準備が始まっているとのこと。

子どもたちへのICT教育環境の提供や、国内外をつなぐ遠隔授業など、さまざまな”新しい教育”へのチャレンジを重ねてきた中山さん。移住した宮崎県新富町でもすぐさま教育関係者の方々と精力的に出会い、このような広がりを生み出しています。

         
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