プロジェクト

焼酎新富

新富町産黄金千貫だけを使った本格芋焼酎

  • 隣町・西都市の正春酒造とタッグを組み開発
  • 酒造のない町の新しいシンボルとしてお土産に

数多の酒造から評判の芋を地元の誇りに

サツマイモといえば鹿児島県のイメージが強いですが、その高い品質から実は数多の酒造が求めてやまないのが宮崎県新富町産の黄金千貫です。しかし、その新富町産の黄金千貫だけを贅沢に使った芋焼酎は実はほとんどありません。本格芋焼酎「新富」は、そんな町でとれる黄金千貫の素晴らしさ、長年にわたって土壌を改良してきた農家さんの素晴らしさを伝えるためにつくりました。

県外へ発つ子どもたちの憧れに

新富町には、高校がありません。子どもたちは中学校を卒業すると、町外の高校に通い始め、やがては福岡や東京へ、と地元から離れていくのが一般的。そのまま県外で住み続けるケースも少なくありません。それぞれが目指す将来像は多様です。それゆえ、みんなが地元に残るわけではないことは明らか。ただ一ついえるのは、子どもたちがこの町で過ごす時間は、思いのほか短いということです。やがて県外に出る子どもたちも、小さい頃から町の大人たちが楽しげに酌み交わすさまを見て、大きくなったら自分も仲間と飲みたいと思ってほしい。そんな思いで「新富」は生まれました。

ラベルの書作品は武田双雲氏

ラベルの「新富」の書は、世界中で活躍するアーティスト・武田双雲さんが手がけました。新富町の多様な人材のチャレンジに関心を寄せていただいた双雲さんは、新富町内はもちろん、「新富」をつくりあげた正春酒造や、仕込み水の水源にも足を運んでいただき、得られたインスピレーションから躍動感のあふれる書を生み出していただきました。