こんにちは!こゆラボ通信です。
引き続き、地域おこし協力隊の竹内が担当致します。
vol.5では、初回の授業について書かせていただきました➡︎記事はこちら
今回は、僕が6月下旬に行った2時間の授業までの流れを振り返ります。
地域を知るとは
僕が授業を行うまでは、「新富町について知る」ことを主に行なっていました。
vol.4でも触れましたが、授業で扱うテーマが生徒たちにとって分かりづらいこともあり、どこか教室内がフワフワしたところを感じました。
一因として、コロナ禍の影響もあって、教室外での活動が行えなかったことがあると思います。なかなか子どもたちが実感を持って「知る」ことが難しい状態でした。
地域との接点を作るためには、やはりググるだけではわからない「交流」から掴む情報が必要だと感じました。
(昨年12月のこゆ朝市の様子。町内の小学校3年生が野菜販売を行い、地域の方との交流から多くのことを学びました。)
伝える内容を絞る
先生は、新富町の魅力等を伝えるために、様々な材料を用意してくださいました。
ただ、生徒たちはどこか授業に集中できていないように感じました。
僕は、「何のために」やるのかが、生徒たちの中で理解できていないのではと考え、
授業後の振り返りのテーマに出しました。
目的の重要性
実際に先生自身も生徒たちの様子が気になっており、お互いの考え方・見え方、そして感じ方について話し合いました。
最終的に、生徒たちが「住みたい町」をより具体的に考えることを行うべきだと判断し、
僕の授業で目的の確認と住みたい町の深掘りを必須で行うこととなりました。
目的やゴールは、その活動の道標を作るためのものであり困ったときに立ち戻る場所であると考えています。
今回の授業テーマは「新富町を住みたい町No.1にするために」ですので、こちらを目的と捉え生徒たちに伝えることで先生との振り返りは終わりました。
一緒に作っている感覚が徐々に湧いてきました!
さて、次回はいよいよ僕が担当した授業についてお伝えします!