お知らせ

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毎月第3日曜日に、新富町のるぴーモール虹ヶ丘商店街で行われる「こゆ朝市」は、季節によって「こゆ夜市」「こゆ夕市」と、名前や時間帯が変化するイベントです。 

年に1度だけ、10月に開かれるこゆ夕市のテーマは「ハロウィン」! この日は、商店街のあちこちにジャック・オ・ランタンが飾りつけられ、ハロウィン一色に染まります。 

仮装でいらっしゃい!夕市だけの楽しみとは?

午後4時、日が傾き始めると、続々と人が集まってきます。顔にペイントした人、カチューシャや被り物をした人、全身に衣装をまとった人など、多くが仮装した姿でやってきました! 

特に子どもたちの愛らしい格好に、周りの大人たちはメロメロ!「かわいい!撮影してもいいですか?」という声があちこちで飛び交っていました。 

無料の貸し衣装スペースに寄る人もちらほら。このメガネがいいかな?こっちがいいかな?と、つい迷ってしまいます。 

しばらくすると、新富町公式キャラクター・おとみちゃんが、魔女の仮装をして登場。瞬く間に子どもたちに囲まれ、撮影するための大行列ができました。おとみちゃんもとっても嬉しそう! 

おとみちゃんと撮影を終えた子どもたちは、すかさず「トリックオアトリート!」と叫びます。こゆ夕市では、仮装しておとみちゃんや“かおなし”に化けたスタッフに声がけすると、お菓子をもらえるのです。 

お菓子をもらった子は、手の甲にスタンプを押してもらいました!

大人の仮装も負けていません!都城から来たという女性たちは、ハリーポッターシリーズや魔女の宅急便の格好で、初めてのこゆ夕市を堪能していました。この夏、るぴーモール商店街にオープンしたばかりの「松浦牧場のみるくハウス」のアイスクリームがとりわけ気に入った様子。「どの店もおいしかった。来月もまた来たいです!」と笑顔で話していました。 

「松浦牧場のみるくハウス」は通常夕方までの営業ですが、この日はこゆ夕市に合わせて遅くまでオープン。特別メニューとして、九州の素材を使った「九州パンケーキ」を提供していました。自家製の牛乳「まつうらみるく」をたっぷり使ったパンケーキに舌鼓を打つ人は絶えず、トッピングかけ放題なのも相まって、店内は終始にぎわいを見せていました。 

九州パンケーキの代表・村岡さんこと“パンケーキおじさん”が焼いてくれました 

るぴーモール商店街の横にあるさくら南公園には、照明や机を設置。ゆっくり食事を楽しむ親子連れや、芝生の上を駆け回る子どもたちが見受けられました。 

公園の一角には「宵闇写真館」と名付けられたフォトスポットができており、大きな骸骨とともに、思い思いの記念撮影を楽しんでいました。 

グルメは完売続出!来場者の数も気合いもすごかった

20店舗以上あったグルメの出店も目白押しでした。おにぎりとワインのお店「SANTORA」では、手作りの燻製豚を入れた、キムチのおにぎりをハロフィン限定メニューとして販売。「シールで鼻をつけて、ブタさんをイメージしてみました」と、おにぎりまで仮装させていました! 

摘果したメロンを活用しているというオリジナルキムチは、辛さの中にほんのりと甘味があり、燻製豚との相性抜群。店主のジョーカーの化粧も、ピリリと一味効いていたに違いありません。 

他にも、バーガーやパフェ、マフィンなどハロウィン限定メニューが販売されていましたが、今年のこゆ夕市は例年に比べて人出が多かった模様。筆者が購入する前にほとんどが完売していました。 

“でかい、あまい、うまい”の3拍子揃った横綱コーンを販売している「どすこいファーム」でも、ハロウィンバージョンの横綱コーンパイが1時間も持たずに完売。「いつものこゆ朝市なら3時間かけて売り切る量が、あっという間になくなりました」と驚いていました。 

今回が初出店だった韓国料理屋「사랑(サラン)」も完売御礼。「こんなに人が多いとは思いませんでした。今日は延岡からやって来たのですが、また出店しに新富を訪れたいですね!」と次回への参加を意気込んでいました。 

例年以上のにぎわいを見せたこゆ夕市。筆者も毎年のように訪れていますが、今年は来場者の多さに加えて、仮装した人の割合も高かったように感じました。 

来年はあなたも仮装して、こゆ夕市へ繰り出しましょう!