地域おこし協力隊

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2017年12月22日〜24日の3日間、宮崎市の商業施設「イオンモール宮崎」で、宮崎学園高校生が「宮崎県産完熟ライチアイス」(398円/個)を販売。1,800個を売り上げました!

これは、有限会社白水舎乳業(宮崎県宮崎市/以下、白水舎)と、宮崎学園高等学校(以下、宮崎学園高校)による地元特産品を使った商品開発プロジェクトに対し、こゆ財団が新富町の特産品であるライチを原料として提供したことで実現したもの。開発過程では、約100kgの原料ライチを40人の生徒で皮むきしたり、宮崎学園高校の生徒がライチ農家を訪問するなど、体験学習の機会も提供しました。

売り場にはクリスマス前ということもあり、たくさんのお客様が来場。宮崎学園高生が差し出す試食を味わいながら「あ! ライチの香りがする!」「なめらかでおいしいですね」と口々に評価していただきました。

実はパッケージデザインも宮崎学園校生の手によるもの。来場者は4種類のデザインの中からお気に入りのものを選び、購入されていました。宮崎学園高生のみんな、ありがとう!

新富町では国内に1%しか流通していない国産ライチの生産を行っています。収穫できる時期は5月下旬から7月上旬にかけて。2ヶ月強という大変短い間でしか生食することができない貴重なフルーツです。大きいものは50g以上にまで育ち、驚くほどジューシーで甘く華やかな香りを放ち、肉厚で糖度が高いのが特徴です。こゆ財団は糖度15度以上、50g以上のものを「楊貴妃ライチ」(1粒1,000円/現在は「楊貴妃ライチ premium50」と改称)とブランド化し、昨年から販売を開始。多くのメディアでも取り上げられ、大変好評をいただきました。これまでのライチのイメージを根本から覆す、圧倒的なおいしさです。

今回アイスの開発のために提供したのは、昨年の収穫期に収穫して冷凍保存しておいたもの。収穫期間の短い国産ライチですが、このような加工品の原料とすることで通年で販売ができ、ブランドの認知向上はもとより、生産者の収益向上にもつながるものとして、こゆ財団では今後も力を入れていきます。