地方創生の知恵袋3つのポイント
ビジネスの基盤をつくる
人とのつながりがイノベーションを生む
何をやるかより、誰とやるか
ふるさと納税で外貨を稼ぎ、人財育成の事業を展開する。その事業を通してつながった人や想いが、想像以上のイノベーションをもたらしてくれました。これぞ地域づくりの成功法則です。
ビジネスの基盤をつくる
2017年に「稼いで、町に再投資する」という小さなモデルができたことによって、2018年は儲かる農業研究会や地域を編集する学校、宮崎ローカルベンチャースクール、ユニリーバ・ジャパンや慶応大学との連携など様々なプロジェクトが進んでいきました。
これをスタートからやるとなるとものすごく大変で、おそらくメンバーは疲弊してしまいます。自分たちのビジネスの基盤がしっかりできている上でやったからこそ、良い結果になったのであろうと思います。
人とのつながりがイノベーションを生む
儲かる農業研究会は、今や全国的に注目されている新富アグリバレー、スマート農業推進協会へと発展。地域を編集する学校からは卒業生2名がこゆ財団に入社し、東京で開催している宮崎ローカルベンチャースクールや“Team WAA!”との連携でも、移住者や関係人口が増えました。そして2019年7月、ユニリーバと新富町の包括連携協定というイノベーションにつながりました。
このように、一つひとつの事業から人がつながり、新たなイノベーションを起こしていくことは、地域づくりにおける一つの手法ではないかと思います。
何をやるかより、誰とやるか
常に大事にしているのは、何をやるかよりも誰とやるか。こゆ野菜カフェが単にお洒落なカフェじゃなく、どんな目的でどんなカフェをやりたいのか、店長の永住美香さんに確固たる意志があったからこそ、今も持続可能なのだと思います。
地域を編集する学校では地域編集の第一人者である指出一正さんと、ローカルベンチャースクールにおいては本気の参加者たちと、本気で地域づくりをやっていくのだという意志のもとでやっています。
点が線になり、面になる。そして、人。これが地域づくりの成功法則です。
*点が線に、さらに面になったと感じた瞬間は、きっと何ものにも替え難い喜びでしょう。人を大切に、想いも大切に。。。