学生と町民が語り合う。都内の学生が新富町を訪れました。 - 地域商社こゆ財団

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学生と町民が語り合う。都内の学生が新富町を訪れました。

学生と町民が語り合う。都内の学生が新富町を訪れました。

2026年3月、東京都市大学の学生と卒業生6名が新富町を訪れ、県内・町内巡りと、町民との交流を行いました。

今回の訪問は、学生たちが日ごろ学んでいるコミュニティ運営や、東京にいながら地域との関係をつくる活動の経験や知見をもとに、新富町というフィールドを改めて見てもらおうというものです。

メンバーの中には、この3月で卒業し社会へ巣立つ学生もいます。
そんな大事な時間を使って新富町に来てくれたことに感謝しつつ、町をめぐり、交流しました。

<学生の活動事例>
学生主体で実施した、東京での地域とのかかわり方を探るイベント。
にっぽんタタタ|関わり方案内所

はじめましてとお帰りの、その次へ

これまで何度か新富を訪れたことがある学生もいれば、今回が初めてというメンバーもいます。事前に調べていたお店を訪ねたり、商店街を歩いたりしながら、それぞれの視点で町を体感しました。

「今日定休日じゃないかな!?」

そんな声も聞こえてきます。
初めて訪れたメンバーは、実際に歩いてみることで、話や資料ではわからない町の空気を感じていたようでした。

学生の研究発表から始まった意見交換会

夜は、学生と町民との交流会。
学生のほか、新富町からは女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」の関係者、町内事業者、これから新富に移住予定の人、地元宮崎の大学生、こゆ財団メンバーなど約30名が参加。
会議のような堅い場ではなく、懇親会も兼ねた形で行い、リラックスした雰囲気の中でスタートしました。

まずは学生たちから、自分たちが研究しているテーマを紹介。
コミュニティのあり方や商店街での活動、地域団体の役割など、普段ゼミで取り組んでいる研究について話がありました。こゆ財団のような地域団体の研究にも触れられ、町民にとっても新しい視点が得られる内容でした。

学生がきっかけで生まれた対話

▲学生の研究室の報告資料。毎年、学生主導で制作している全国での活動を記録した冊子

この会は、ただの懇親会ではありません。
学生が日頃から学んでいる「コミュニティ」というテーマを入り口に、
・新富町ってどんな町?
・こゆ財団は、なぜこういう活動をしているのか?
・ヴィアマテラス宮崎の活動は地域にとってどんな意味があるのか?
といった話題が自然と広がっていきました。

実は、この場に集まった新富側のメンバー同士も、普段から顔を合わせているわけではありません。会ったとしても、こうした話をゆっくりする機会はなかなかありません。

だからこそ、この日の対話は少し特別な時間になりました。
学生の問いかけをきっかけに

・日ごろ町に対して思っていること
・自分がなぜ活動をしているのか
・地域とどう関わっていきたいのか

そんな思いをそれぞれが語る時間になりました。

新富町で感じた“人の距離の近さ”
学生からは、こんな声もありました。

「子どもたちが町で知らない大人にも普通に挨拶していて驚きました」

学生にとっては、新富の人々の距離感とゆるやかなつながりが新鮮な光景だったようです。町の中で自然に人と人が関わっている様子に、新富町の特徴を感じ取っていました。

学生来訪から見えてきたこと

今回参加した学生は、日頃からコミュニティや地域との関係性について研究しているゼミのメンバーです。

そのため、地域との関わり方というテーマに対して自然と関心が高く、対話もとても活発になりました。学生の質問や視点がきっかけとなり、地域の人たちにとっても新しい気づきが生まれる場となりました。

一方で、今回のような盛り上がりは、こうした背景を持つ学生だからこそ生まれた面もあります。

わたしたちこゆ財団は、これからさらに外部の人と町内の人が交わる場をつくり、新しいものが生まれる環境を育てていきたいと考えています。

関わる人々がお互いに関心を持ち、対話を深められる場をつくることが出来れば、今回のような、いつもは話さないこと・話せないことを話せる関係が作れるかもしれない。

今回の学生来訪は、地域の人たちにとっても、自分たちの活動や町の魅力をあらためて見つめ直す機会となりました。


新富町をフィールドにした取り組みは、まだまだ続きます。
学生たちの視点から得られたヒントを活かしながら、地域と外の人が出会い、対話する場をつくっていきます。

学生の皆さん、また新富でお会いできることを願っています!