アートで空き家利活用。宮崎県新富町でアーティスト・イン・レジデンスがスタート

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、新富町内で創作活動を行うアーティストに対し、シェアハウス「新富ノ家」(宮崎県児湯郡新富町大字三納代)を無料で貸与し、活動を支援するサービス「新富町アーティスト・イン・レジデンス」を2018年11月1日(木)よりスタートしました。

このサービスは、さまざまな創作活動を行う人物を、特定の期間において招聘し、滞在しながら活動を行ってもらう「アーティスト・イン・レジデンス」の、新富町におけるプログラムです。アーティストは新富町内での創作活動を通じて、地域住民とさまざまなかたちで交流。レジデンス期間中は作品発表会などを通じてアーティストのキャリアアップを支援し、創作された作品は「新富ノ家」に寄贈していただきます。

募集期間

2018年11月1日(木)〜12月31日(月)

レジデンス期間

長期レジデンス:2019年4月1日〜2020年3月31日(3ヶ月)
短期レジデンス:2019年4月1日〜2019年6月30日(2週間)

レジデンス相談会

新富町アーティスト・イン・レジデンスの説明と施設見学を行います。メールにて希望日時をお伝えください。
時間:13時〜(約1時間程度)
場所:宮崎県児湯郡新富町内
(問)こゆ財団 info@koyu.miyazaki.jp 担当:高橋慶彦

特徴:2020年に向けて発展するJR日向新富駅エリアを活動の舞台に

アーティストに無料で貸し出すシェアハウス「新富ノ家」は、JR日向新富駅から徒歩1分とアクセス至便な立地にあります。ここは、現在は人通りの少ない落ち着いたエリアですが、サッカー・Jリーグ入りを目指しているテゲバジャーロ宮崎が、駅から徒歩15分ほどの場所にスタジアム建設(2020年完成目標)を予定しており、今後大きく発展する可能性を秘めています。

こゆ財団は、同エリアの将来性に着目。エリア内にある「新富ノ家」について、町外からのゲストを迎えるだけではなく、町内外の人が交流する拠点とするため、今回のサービスを開始しました。

新富町には、2018年5月に日本遺産に認定された「新田原(にゅうたばる)古墳群」をはじめ、アカウミガメの産卵地として知られる「富田浜(とんだはま)」、江戸時代に持ち込まれた伝統野菜のレンコンが根付く「湖水ヶ池(こみずがいけ)」、ライチをはじめとする多彩な農産物など、さまざまな風景や資源があります。こゆ財団が毎月第三日曜に主催している「こゆ朝市」ではアーティストがハンドクラフトの作品を販売していたり、町の恒例イベントとして音楽祭やミュージカルが行われるなど、町全体が創作活動に意欲的です。

こゆ財団では、町が持つこうした特性をアーティストが最大限に活用することで、アーティストの作品が評価を高めるだけではなく、アーティストと新富町民の交流、作品を通じた町内外の人との交流が促されることを期待しています。

背景:地域に不可欠な多様な人財との関わりをアーティストを通じて創出

文化庁は、平成24年6月に実施したアーティスト・イン・レジデンス団体との意見交換会において、「地域との顔の見える関係の構築」「アーティストと地域住民が関わる経験の蓄積」などに、レジデンス実施の効果が見出せるという見解を示しています。

こゆ財団では設立当初から、新富町民一人ひとりが新しいことに挑戦し、町全体がさまざまな人のチャレンジを応援するフィールドとなっていくためには、外部の多様な人財との関わりが不可欠であると考えてきました。そうした意味で、アーティスト・イン・レジデンスは、アーティストの創作活動を支援するという明確な目的のもと、地域との関わりを積極的に生み出していく有効な手段ととらえています。

また、地域に眠るさまざまな資源は、地域住民にとっては日常的でありふれたものが大半である一方、外部人財には大きな価値を感じるものが少なくありません。アーティストであれば、視点や意味づけの再編集を行うことで、その価値はさらに多様なものとなりえると考えています。

今後の展望:共創活動や創作体験を通じて町民のシビックプライド醸成へ

こゆ財団では今後、アーティストが利用できるシェアハウスの増加や、カーシェアリングなどを用いた利便性の向上などにつとめ、国内外のさまざまなアーティストに対して新富町での創作活動を促していきます。また、アーティスト・イン・レジデンスを新富町の新しい文化としていくため、町内の子どもたちとの共創活動や、町民参加型の創作体験などの企画を用意。町民のシビックプライドの醸成につなげていきます。

         
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