3月30日「春の養生〜新富の食材で楽しむ薬膳時間〜」【開催レポート】 - 地域商社こゆ財団

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3月30日「春の養生〜新富の食材で楽しむ薬膳時間〜」【開催レポート】

3月30日「春の養生〜新富の食材で楽しむ薬膳時間〜」【開催レポート】

2026年3月30日(月)、こゆ財団オフィスにて「春の養生〜新富の食材で楽しむ薬膳時間〜」が開催されました。
株式会社漢方キッチンの阪口珠未(さかぐち すみ)先生をお招きして開催された今回の講座。
驚くことに、公開してから1週間も経たないうちに満席に。増席後もすぐに枠が埋まるなど、大変多くの関心とご応募をいただき、結果30名以上の方が参加されました。
講座当日の様子をお伝えします!

講師紹介

阪口 珠未
株式会社漢方キッチン 代表
国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師
日本薬科大学講師

文部科学省国費留学生として北京中医薬大学にて中医学を学ぶ。
宮廷薬膳研究家としても知られ、企業・自治体での講演実績多数。

漢方キッチンオフィシャルサイト

主な著書
・ 「西太后のアンチエイジングレシピ」
・ 「毎日使える薬膳&漢方の食材事典」
・ 「薬膳ひとり鍋」
・ 「薬膳せいろ蒸し」    など多数

講座当日の様子

今回のテーマは「春の養生」。
心と体がゆらぎやすい春。新生活を軽やかに迎える知恵として「薬膳」の講話を聞きながら、参加者に薬膳スイーツを実際に味わっていただきました。

阪口先生にご準備いただいたのは、菊花などが入った「薬膳茶」、乾燥したなつめのチップス「なつめ美人」、新富町のきくらげ農家<MONOQLO.宮崎>さんの乾燥白きくらげを使用した「白きくらげのデザート」。
以前取材に行った際にも伺ったのですが、きくらげは料理だけでなくデザートにもおすすめ!調理の幅が広がる食材です。
新富町きくらげ農家<MONOQLO.宮崎>さんのプレスリリースはこちら!

今回使用されたのは<MONOQLO.宮崎>さんの乾燥きくらげでしたが、それを感じさせないプルプル&シャキシャキの食感で、先生から「これ乾燥きくらげなんです」と聞いて驚かれた方も多かったようです。
また、食材には新富町のものを使用していることから、“薬膳”ד新富町”という珍しいコラボに、参加者の皆さんが関心を寄せてくださいました。

併せて配られた乾燥なつめのチップス「なつめ美人」は、手軽さや調理がいらないこともあり、日頃から取り入れやすいと比較的好評でした。
薬膳茶を実際に召し上がった方に話を聞くと、「体が温かくなった気がする!」と早速効果を感じている方もいらっしゃるようでした。

薬膳茶や薬膳スイーツを楽しみながら講座を聞く参加者

スイーツをいただきながらも講座が始まり、「薬膳」についてご説明いただきました。
阪口先生が学ばれた“中国医学”では、人間のカラダは自然界の変化とシンクロしていると考えられています。
西洋医学の「病を薬で治す」とは異なり、東洋医学の「食べて未然に病を防ぐ」を体現しているのが「薬膳」。
薬膳は決して薬の入ったご飯ではなく、食材のもつ働きや質を知り、組み合わせて体調や季節に合ったメニューを作り、前述の「食べて未然に防ぐ」を実現しているのです。
当然ではありますが、今回の講座だけでは収まりきらないほど、奥の深い世界です。

クイズも交えながら薬膳についてお話される阪口先生

人体には、季節によって弱りやすい臓器や起きやすい症状があり、その不調を未然に防いだり治すことができるのが「旬の食材」なのだそう。
「臓器と体調や感情がつながっている」という内容は、参加者にもかなり驚かれ、講座のアンケートに記載いただく方も多くいらっしゃいました。
ちなみに春は「肝」を整えるとよいそうです!

講座中、メモを取ったり、先生の言葉に頷いたり、首を傾げたりと、参加者のリアクションはさまざま。時間いっぱい、奥深い薬膳の話に耳を傾けていました。

講座を終えて

講座には10代から60代以上の幅広い年齢の方々がお越しくださり、実施したアンケートには、
「普段の生活に取り入れたいと思った」
「四季を通じて講座を受けたい」
「将来やこれからの学びに活かしたい」

など、嬉しいお言葉をいただきました。

また、「今後薬膳のイベント等があれば参加したいですか?」という質問には、参加者のほとんどが「ぜひ参加したい」と記入!
「もっとお話を聞きたかった」という声も多く、こういった面でも、今回の講座は企画者の想像を超える反応をいただきました。

講座後に行われた阪口先生の著書「薬膳せいろ蒸し」の販売会は長蛇の列をなし、その中で阪口先生と深く話し込む参加者の方がいるなど、様々な形で交流の輪が広められました。

参加者の様子やアンケート結果からも、今回の講座は、薬膳を知らない方、関心のある方、勉強したい方など、数多くの方に薬膳の本質や楽しさをお伝えできた回となったと感じられました。

こゆ財団としても、阪口先生や参加者の皆様とのご縁を今後の取り組みに活かしていければと思います。
ご参加いただきありがとうございました!