【チャレンジャー】経験を力に地域へ挑む、元サッカー選手の挑戦 【福丸智子さん
〜新・広報メンバー相互インタビュー〜
4月1日よりこゆ財団に入社した、広報企画戦略グループの酒井優里です。
これからこゆ財団で活動していくにあたり、まずはお互いを知り、また社内外の人に私たちを知ってもらうため、広報新メンバー2人で相互インタビューを実施しました。

私の同期はこの方、福丸智子さん。なんと、2025年のシーズンまで女子サッカーなでしこリーグ1部の「ヴィアマテラス宮崎」でプレーしていた元サッカー選手です。キャラクター「みやざき犬」のアテンド役だった私は、実はサッカー場での仕事で同じ場所に居合わせたこともあったようです。
今回話を聞いて、福丸さんは一言で言うと「自らの経験を次の挑戦へ活かせる人」だと感じました。こゆ財団で「新富町に革命を起こす」という夢の実現を目指す彼女について、紹介します。

国内外での選手経験を経て、新チーム設立で新富町へ
鹿児島県で生まれ、3歳からサッカーをはじめた福丸さん。大学進学を機に関東へ渡り、卒業後は東京都の日テレ・ベレーザをはじめ、三重県の伊賀FCくノ一、岡山県の岡山湯郷Belleなど、全国各地でなでしこリーガーとして活躍しました。さらには、オーストラリアのGALAXY UNITED FCへ移籍し海外での選手経験もあります。
コツコツと日々のトレーニングでスキルを高め、経験を積み重ねながら成長を続けてきた国内のなでしこ時代。海外へと環境を変えたことで、結果がすべてという厳しい世界と向き合うと同時に、選手一人ひとりが“自分自身をどう価値として届けるか”を強く意識していることを、実感したといいます。
それ以来、自分自身の価値、チームの価値をどのように見出していくかを常に考えるようになったという福丸さん。私は、それぞれの場所やチームで得た数々の経験が大きな財産となり、今の福丸さんの活動の原点になっているのではないか、と感じました。
コロナ禍で帰国した時、「引退も考えていた」という福丸さん。宮崎県新富町で地域おこし協力隊制度を活用した女子サッカーチームをつくると聞き、「九州に、子どもたちが目指したくなるなでしこリーグのチームをつくる」というかねてからの夢の実現を目指すことに。サッカー選手として、地域おこし協力隊として新富町へ移住し、今年で6年目になるそうです。

ヴィアマ時代、こゆ財団は「ともに地域を盛り上げるパートナー」
ヴィアマテラス宮崎では、プレーだけでなく商品開発等にも携わってきた福丸さん。
「実際にアイデアを形にし、それを受け取る人の反応を直接感じられることにやりがいを感じていました。反応が良いと地域全体の雰囲気も明るくなるんですよね」
そんな商品開発でコラボすることもあったこゆ財団に対するイメージは、「ともに地域を盛り上げていくパートナー」。地域をどのように盛り上げるか、地域の価値をどう見出していくかというこゆ財団の想いや活動が、自身の考えと重なる部分を感じていたそうです。
2020年のチーム発足から九州女子サッカーリーグ、なでしこリーグ1部まで、5年連続昇格(カテゴリーup)を達成。発足から52試合無敗というチームの大記録に貢献してきた福丸さんですが、なでしこリーグ通算100試合出場を達成したことを節目に、2025シーズン終了をもって現役を引退。そして、2026年4月から「こゆ財団の広報」を新たなキャリアとして選択しました。

フィールドはサッカーから町へ。「新富で革命を起こす」
実際に入社してみて、「これから面白いことが起きそうだと感じている」と話してくれた福丸さん。選手時代とは違う、新たな環境を楽しんでいるかのように感じました。
「新富町で革命を起こしたい」
入社時、社内メンバー全員の前で福丸さんが宣言したこの言葉の背景には、こゆ財団が取り組むミッション「100チャレ」の存在があります。
「一つひとつの挑戦に関わる人が増えていくことで、まちに新しい動きが生まれていく。その積み重ねが、新富町の変化に繋がっていくと考えています。これまで大切にしてきた価値の見出し方・伝え方や、ブランディングの視点を活かしながら、こゆ財団の広報として新富町の魅力を県内外へ届けていく役割を担っていきたい」
福丸さん自身も、町の特産品を活かした商品開発に挑戦したい思いがあるようです。どんな構想なのかは…まだ秘密です。
一方で、町民の中にはこゆ財団の活動がまだ十分に知られていない現状があることも認識しています。だからこそ広報としては、まず町民の方々にとって身近で親しみやすい存在となり、「明るく住みやすい地域」であることを発信していくことが大事だと感じています。
町民一人ひとりに寄り添いながら情報を届けていくことで、地域に対する理解や愛着を深めていくこと。その積み重ねが、やがて県外の人々にも新富町の魅力として伝わっていってほしいと話してくれました。

サッカーというフィールドから地域へ。これまでの経験をもとに、新富町に向き合い続ける福丸さん。その取り組みが新富町にどんな変化をもたらすのでしょうか。一つひとつの挑戦が達成されていく過程を、私はこれから一番近くで見ていきたいと感じました。

インタビュー/執筆:酒井優里
※酒井優里の紹介記事
