2019年6月1日(土)〜2日(日)の2日間、羽田空港第1ターミナル マーケットプレイスにおいて、「羽田空港 × 宮崎新富町 ワクワク地域体験プロジェクト」を開催しました。
これは、羽田空港を「世界と地方をつなぐハブ」として地方創生を中心とした様々な用途に活用・発展させていこうとする株式会社羽田未来総合研究所と、持続可能な地域づくりにチャレンジしている宮崎県新富町が連携して実現したイベントです。
会場には観光や移住に関する相談コーナーを設けたほか、地域を体感するコンテンツとして特産品の試食販売ブースや、観光スポットのVR体験ブースなどが登場しました。会場にはこれから旅行にいくというご夫婦や家族連れ、新富町出身で東京都内に在住の方々など、たくさんの方が足を運んでくださいました。
特産品の目玉は、希少な国産ライチ。生産者の森哲也さん自らがブースに立ち、来場者に試食を提供したり、ライチの皮の剥き方をアドバイスしたりしたほか、JALからはキャビンアテンダントさんも参加! 来場者にやさしくライチなどの案内をしてくださいました。ANAからもスタッフの方がブースに参加してくださり、羽田発宮崎行きの航路をPRしていただきました。
1日(土)午後には、新富町で伝承されている無形文化財の伝統芸能「元禄坊主踊り」を空港内で初披露!
よめじょ、やっこ、ぼうずという三役がそれぞれ見せる個性的で変化に富んだ踊りには、本当にたくさんの方にお集まりいただきました。通りがかりや吹き抜けの上階から見下ろす方もどんどん集まり、まるでマーケットプレイスが劇場のような雰囲気に! 坊主踊りの踊り手の方々からも「羽田空港という特別な場所で踊れて楽しかった!」と充実した表情が見られました。
観光スポットのVR体験ブースでは、慶應大学大学院生がお客様にVRカメラを提供。真っ赤なライチがたわわに実る農園や、アカウミガメが産卵に訪れる全長8kmの富田浜、毎月第三日曜日に新富町商店街で開催している「こゆ朝市」の様子が、まるでその場に本当にいるかのような臨場感で楽しめるとあって、体験者の方からは「すごい!」という声が続出していました。
新富町とこゆ財団は今回のイベントを通じて得たさまざまな気づきを生かし、地方の魅力を体験できる新たな機会をつくっていきます。
羽田未来総研の皆様、足を運んでくださった全てのゲストの皆様、ブースでスタッフとして参加してくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました!