地方創生のビジネス論−一点突破からの水平展開。ブランディング確立後に、消費者との接点を増やす

※1粒1000円のライチは現在「新富ライチ」として、贈答用やふるさと納税返礼品に喜ばれている

地方創生の知恵袋3つのポイント

まずは1点に集中

水平展開で接点を増やす

軸をブラさない

数々の失敗をしてきた中で、ブランディングに成功した「1粒1000円ライチ」。まずはブランド確立に全精力を注ぎ、ブランディング後にその価値を守りつつ広がりを持たせました。その間、軸をぶらさないディレクションが必要です。

まずは1点に集中

こゆ財団が「1粒1000円のライチ」という、新たな核となる商品がつくれたのは、ライチのブランディングにとにかく集中して取り組んだことです。

味、品質、見た目やその希少価値など特長を編集し、ネーミングやパッケージで表現。本当に魅力あるものに付加価値を加えることで、メディアが注目する商品ブランディングをやり遂げました。

 

水平展開で接点を増やす

とは言えライチが取れる時期は年1回、5月下旬からの1ヶ月半のみ。消費者がライチに触れる時期が短いため、ライチを使った加工品に取り組みました。ライチビール、ライチティー、ボディクリームなど、ライチから様々な加工品が生まれました。

ライチの鮮やかな赤色が特徴のライチティー

特にライチビールは1本1000円で町内の酒屋で限定販売すると、あっという間に売り切れに。宮崎市内の高校とコラボしたライチアイスは、完成後にショッピングモールの一等地で高校生と宣伝・販売しました。ライチヘッドをかぶった高校生が新富町をアピールしてくれる姿に、各方面からうれしい反響がありましたね。

 

軸をぶらさない

あれこれ同時にブランディングしようとしたり、ブランディングが到達していない状態で商品開発に着手すると、迷いが生じます。まずはやるべきことを一点に絞り、集中してやり遂げること。それから水平方向に展開することで、広まり方が断然違ってきます。

もちろん、それでも迷う時はあります。そこはリーダーがクリエイティブディレクターとなって、軸をぶらさないことが重要です。

 

*現場で動くメンバーだけでは目の前のことに夢中になり、つい軸から離れてしまうことも。ビジョンとミッションに照らし合わせ、軸がブレないように修正をはかるリーダーの存在が要だなと感じました。

         
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