6月23日(土)、新富町総合交流センターきらりで「宮崎イノベーションサミット2018」を開催しました。この日は一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎先生が登壇されるとあって、大雨にもかかわらず80名近くが集まり、イスも足りないほどの盛況となりました。
米倉先生の基調講演では、子どもの教育がテーマとなりました。「子どもの教育に関心の高い親は、充実した教育環境を求めて投資をしたいと考えているもの。新富町が子どもたちにとって理想的な教育環境を整えれば、たくさんの親が新富町で子どもを育てたいと思うでしょう」と米倉先生。スタンフォード大学のカリキュラムを小学校に持ちこんでいるアメリカの事例なども紹介され、参加者は多くの学びを得た様子でした。
後半は宮崎県内各地の5人の起業家が登壇。それぞれが取り組んでいる事業や、そこにかける思いについてプレゼンし、米倉先生からは講評をいただきました。
10年をかけて1億円の企業にしたいという思いを語った新富町のキュウリ農家、猪俣太一くんに対しては「10年では遅いね!」と米倉先生からの檄が飛び、その場で3年計画に短縮する一幕も。最後までサミットは大いに盛り上がり、幕を閉じました。
こゆ財団では今後もこうしたイベントを企画し、起業家の育成に取り組んでいきます。