こゆ財団は、特産品販売事業の一環で、町内の茶園「新緑園」の緑茶を使ったジェラートの販売を開始いたしました。
本商品は町内の商店街に店を構える「KOYU ICE CREAM」で販売するほか、ネットショップ「KOYU SHOP」でも販売し、全国配送を行っています。
このジェラートは、新富町への移住者であり、商品開発プロデューサーの小野茜氏(株式会社EAT UNIQUE代表)プロデュースのもと商品化したもので、今後も茶類をはじめ、町産の果実など産品を活かしたフレーバーの開発を進めていきます。
トップ3に次いでお茶の生産量が多い宮崎県
「強い地域経済をつくる」ことを目指し、特産品販売事業に取り組むこゆ財団。
希少価値の高い1粒1000円の国産生ライチが話題となり、メディアなどでも多く取り上げていただきましたが、ライチ以外にも町内にはまだまだ誇るべき食材が多くあります。その一つがお茶です。あまり知られていませんが、宮崎県の茶生産は全国4位。新富町内にも茶栽培に取り組む茶園が複数存在します。
今回は「新緑園」の緑茶を使い、ジェラートにして販売することにいたしました。
「新富茶ジェラート 緑茶」
(店頭販売価格:500円/税込)
※新緑園の茶葉は、宮崎県新富町産だけでなく、一部宮崎県内産も使用しています。
数々の賞を受賞、全国トップレベルの茶品質
新緑園のお茶は、国内外様々な品評会に出品していますが、農林水産大臣賞をはじめ各品評会で金賞を受賞しています。また、ANA国際線ファーストクラスでも提供された実績を持つなど、あらゆるところでその品質の高さが評価されています。
そして、更なるチャレンジを続ける新緑園は、国内のみならず、国際的な最高評価も受賞しています。
□Great Taste Awards2018(英国)
「まれもの」 三つ星受賞
「特撰深蒸し茶」 一つ星受賞
□国際名茶品評会(デンマーク)
「まれもの」 金賞受賞
「特撰深蒸し茶」 銀賞受賞
今回は、粉末状にした新緑園の緑茶を贅沢に使用し、濃度にこだわった濃厚な緑茶ジェラートを開発いたしました。お茶本来の味わいや茶葉の旨味、ほのかな苦味などをそのまま感じられるよう、ジェラート職人には配合を細部にまでこだわっていただき、商品開発プロデューサーの小野茜氏と味のチェックを重ねてようやく完成いたしました。
商品開発プロデューサー
株式会社EAT UNIQUE代表 小野 茜(おの あかね)
1981年、千葉県⽣生まれ。⾷文化を学ぶためのフランス短期留学や、カフェ・レストラン・ホテルや、外⾷業界向けニュースメディアでの仕事を経て2012年に株式会社ABC Cooking Studioに入社。広報を経験した後、新規事業開発・アライアンス事業担当へ。地産地消、農家の担い手支援、インバウンドツーリズム、食観光プロモーション、輸出支援など、料理教室をプラットフォームとしながら様々な事業の立ち上げを経験して2017年1月に独立。現在は、東京と宮崎県新富町の二拠点生活をしながら、特産品開発や飲食店プロデュース、地域の広報活動を行っている。
今回、小野氏を通じてジェラートのレシピ開発を担当してくれたのは、熱海のジェラート専門店「La DOPPIETTA(ドッピエッタ)」。オーナーの太田賢二氏(株式会社ACCENDINO代表)はイタリア修行時代に食べた本場のジェラートを、生まれ故郷の素材を使って再現しようと昨年同店をオープンしました。今回は、宮崎県新富町の緑茶の個性を最大限に引き出すよう、配合や味わい、舌触りなど細部に至るまでこだわっていただき、試作を重ねた末にオリジナルのジェラートレシピを完成させてくださいました。
店名:La DOPPIETTA(ドッピエッタ)
住所:静岡県熱海市銀座町10-19
電話:0557-81-3330
地域の素材を活かし、フレーバーを今後も展開
最初のフレーバーは「緑茶」でしたが、来月には「ほうじ茶」が発売になります。こちらも同様に新緑園の茶葉を使用しています。
今後の展開について小野氏は「年間を通じてフルーツが収穫できる新富町の特徴を活かして、野菜やフルーツなど多様なフレーバーを開発していきたい」と話し、生産者と連携しながら商品展開や新富ブランドの確立を試みようと考えています。