何かが変わる瞬間に立会いたい。大学生が見つけた好きなこと:鈴木 美南さん

地域おこし協力隊の制度を利用し、10年100社1000人の雇用を目指す宮崎県新富町の地域商社「こゆ財団」。

新富町は、「世界一チャレンジしやすいまち」を目指す財団メンバーがチャレンジを止めないということはもちろん、移住者を含めた地元住民もチャレンジを繰り返すことで全国から注目される町の1つとなっている。

新富町にあるKOYU CAFÉ(こゆカフェ)でコミュニティ・マネージャーとして働く鈴木美南さんは、岩手県出身で現在は宮崎公立大学4年の9月から休学をして新富町のこゆ財団に関わっている。

休学したきっかけや、財団との関わりやカフェで働く中で見えたこと、今後のビジョンについてなど鈴木さんに伺った。

4年で卒業なんてもったいない!

—なぜ、休学しようと考えたのですか?

鈴木:ストレートで卒業するなんてもったいないって思ったんです。
義務教育から高校まで計12年間ストレートで過ごしてきましたが、大学はもっと自由で良いと思って。

先輩たちの中にも、休学して留学、さらには休学してそのまま転入するという人もいます。
そんな人たちを見ていると、私も休学して何かやりたいって考えるようになりました。

—休学して最初に始めたことは何ですか?

鈴木:KOYU CAFEの手伝いですね。
財団とは6、7月頃から会っていて、最初はサイクリングと民泊の事業を計画していたんです。

その時に、隣でカフェのオープン準備をしていたのが店長の永住さんでした。
「オープンしたばかりの頃は、人もいないだろうし手伝いますよ」
ってその時から言ってたので、こゆ夜市の時に店頭でお酒の販売を手伝いました。

本当に好きなこと同士がカチッとはまった

—財団と関わるようになって何か変化はありましたか?

鈴木:今は、好きな料理を活かしてカフェのメニューを考えたりしていますが、財団と関わるようになった当初は、料理が好きなことを伝えていなかったんです。

それで、最初に考えていたサイクリングと民泊の事業は大学の方も結構忙しくて結局ダメになったとうことも重なって、カフェで働くことにしました。
その時に料理をする機会があって、財団の人から上手くはまってるねって言われて。

改めて料理が好きだと言うことを再認識し、それを活かして地元の食材を使った料理を提供しています。

—カフェで働く魅力は何ですか?

鈴木:最初は、学びのためという面が強かったのですが、今はお店の経営がすごく面白いです。
大学で経営学を専攻しているということもあるし、良い意味で未経験で開業したお店だから、他の飲食店では学べないリアルな経営を考えるのが面白くなってきています。

なので、好きな料理と経営が同時に学べて実践できる場というのが1番の魅力ですね。

—新富町で働くメリットは何だと思いますか?

鈴木:今、チャレンジしやすいまちを目指してみなさん頑張っていると思うのですが、本当に何かチャレンジしやすい人にとって窓口の広い町だということです。

ここには農業もあるし、漁業を復活させたい人、ゲストハウスをやりたい人、商品開発など、世の中の人がチャレンジしたいことって何かに引っかかると思うのです。

あとは、飛行機に乗って宮崎に来ることができる人であれば、何かが実現できるんじゃないかなと思います。

何かが変わる瞬間に立ち会いたい

—大学復帰後もカフェで働き続けるのですか?

鈴木:平成31年4月から大学に復帰するのですが、それからも可能な限りカフェにきて関わりたいと思っています。

カフェで働き続けることで“何か”が変わる瞬間に立ち会いたいんです。
黒字化した瞬間や、新しいメニューができた瞬間など、何でも変化の瞬間って立ち会いたいですね。

—将来の目標はありますか?

鈴木:まだ具体的には決まっていません。
私自身、岩手県の出身ですがすぐに戻るつもりもなくて。

財団の人も言うように、良い意味で“変態”が揃ったチームなので、もっとここで勉強したいとも思いますし、やりたいことが見つかればチャレンジしたいです。

そして、ゆくゆくは地元岩手県と宮崎県をつなぐことができるような存在になりたいですね。

大学を休学し、大学の先生を通じて知り合ったこゆ財団。
そこに関わることで、自分が本当に好きなことを見つめ直し、再発掘することで好きなこと同士を掛け合わしたビジネスに関われている鈴木さん。

大学生の斬新なアイディアと、地域の知識を掛け合わせることでイノベーションが起こり、地域はもっと活気にあふれ輝くことができる。

         
地域の未来をつくる起業家100名100事業を募集
求人一覧・エントリー